2014年11月18日火曜日

鶴見総持寺で英語参禅

日本一時帰国中、神奈川県鶴見の曹洞宗大本山総持寺で、英語による座禅の講習会に参加しました。初めての体験です。
日本語での参禅だと、先着100名までということになっているので、もしや、先着にもれてしまってはと思い、英語での参禅の方にしたのですが、私の他、白人男性2名と、アジア人の男性1名と彼の付き添いの日本人男性1名というグループでした。
英語が話せる僧侶2名に本堂内を案内していただくことから始まり、参禅の部屋へと入りました。こちらでは、日本語だけを話される僧侶の方が日本語で座禅の説明をされ、英語での通訳がありました。座禅の部屋は、やはり、独特の雰囲気がありました。畳の部屋ではなく、縁側のような細い畳敷きの上に、高さのある丸い座布団を置いて、すぐ前にある壁に向かっての座禅となります。この縁側のような場所に乗るために、淵の部分に足が触れないように乗り上げるなどの作法があって、結構高いので、むずかしかったです。座禅のポースとして、足の組み方と手の組み方、体の一番安定する場所の決め方を教えていただいたのですが、足首が堅くて、両足を組む結跏趺坐は、とんでもなくて、半跏趺坐も、あれ?あれ?という感じで、あぐらでいいですよの声に救われました。はなから、落第生っぽかったのですが、練習を続ければ、きれいなポーズが組めるようになりますよ、と、励ましていただきました。お寺での座禅というと、ちょっと体が動いてしまったりすると、バシっと後ろから、カツがはいったりするのかなと思って、とてもとても無理と思っていたのですが、もし、自分の心が乱れてしまっていると感じ、励ましが欲しいという場合には、右手を挙げて下さい。その場合には、最初に、肩を軽くたたき、その後、(正式にはなんというのか分からないのですが)一打いただくということで、自発的に申し出るということになっていたので、ドキドキ、ハラハラもなかったです。呼吸法と目線の指導もしていただいて、座禅の時間は、20分ぐらいだったように感じました。
12月とおっしゃっていたかと思うのですが、普段は、一般の参禅者は入れない、僧侶だけの修行の場にも参加できる日も設けられているとのことでした。

私が、せっかくだから、日本滞在中、座禅を経験してみたいと思ったのは、日本帰国前に、アメリカの作家、Natalie Goldbergの書籍を幾つか読んだからです。Natalie Goldbergは、出版の他、文章の創作などについてのワークショップを各地で開いているとのことなのですが、アメリカで、日本人の老師の元、禅の修業を積んだことがあり、彼女の書籍には、禅からの学びの応用が書かれていて、特に、歩きながらの禅の話を読んで、どういうものなのかな?と思ったので、今回の参禅へと繫がりました。参禅の後、僧侶の方から、何か、質問はありますか?という時間を設けていただけたので、歩く禅の説明もしていただけて、実際に、見せていただけたので、疑問が晴れました。座禅の経験もできたところで、また、Natalie Goldbergの本を読む予定です。




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2014年11月14日金曜日

私の日本語は英語訛り?

お久しぶりです。皆様、お変わりなくお元気ですか?
9月と10月、日本へ一時帰国をして、毎日、出かけたことがない所に出かけたり、初めての経験をしてみようと、"毎日”と思って、ちゃかちゃか出かけたせいか、本当に、色々と新しい場所や人、そしておいしい食べ物との出会いに恵まれました。
そして、ちょっと話は違いますが、今回始めて、えっ、そうなのかな?って、思ったのが、私の日本語、英語っぽいっていうか、なんとなく、響きが違うっていうか、なんか、日本人がしゃべっているのと違って聞こえるみたいなんです。アメリカで生活していても、たまに、日本人の方とおしゃべりする機会があるので、こちらでも、日本語を話す機会はあって、そんな時は、どうってことなく、おしゃべりしているのですけど。やっぱり、日本を離れて、長くなってくると、日本語を読んだり書いたりが弱くなっちゃうとか、おしゃべりするにしても、あまり使わないような固有名詞は忘れちゃうとかはあるのですけど、別に、変わっちゃったって、感じるほどではないんですよね。
今回の帰国の際、着いて、2-3日ぐらいして、まだ、あまり日本語を喋っていない時に、お友達と会ったら、私の日本語は、海外帰国子女が、日本語をしゃべっているみたいで、日本語の響きが、変になっちゃってるよって言われたんです。えっー、どこが?って聞いても、なんか、変だよって。私は日本語もスラスラでてくるし、全然問題なんてないよって、その時は、お友達にからかわれているんだと思っていたのですけど。
後日、ハイキングコースで、たまたま一緒になった方に、"お国はどちらですか?”って聞かれて、それが、東京とか福島とか長崎とかを聞いている"お国”じゃなくて、日本とか韓国とかフランスとか、そういうお国を意味しているんだってわかって、えっ?って、びっくりしちゃったんです。東京出身で標準語で育ったので、他の日本人の方から、お国はどちらですか?って、聞かれたこともなかったもの。もう、この時も、びっくりしちゃったんですけど、私の日本語、なんか、ちがいますか?ってお聞きしたら、ちゃんとしゃべっていて、全部正しいんだけど、イントネーションが違うっていうか、日本人が普段しゃべっているのと、響きが違うっていうか、そうそう、あのテニスの錦織選手も、ずっとアメリカにいっていたから、インタビューの時の日本語が、ちょっと違ってるでしょ、あんな感じって、お話だったんです。それじゃ、お友達が、海外帰国子女っぽい日本語っていったの、本当だったのかな?とか思って、そういえば、何年か前に、浅草のおみやげ物屋さんに行った時も、どちらからいらしたんですか?って聞かれて、都内ですって答えたら、えっ?って感じだったなとか。私の日本語、日本人っぽくなくなってきちゃったのかな?
長くアメリカにいるからって、英語が、ネイテイブみたいな発音になるわけじゃなくて、このまま日本語訛りのままの英語なんだろうし、
それで、日本語まで、母国語をしゃべっているように響かなくなっちゃたら、どちらもなんか変って感じですよね。
ということで、最近、日本語強化とか言って、日本語に触れる機会を、意識して、もっと増やさなくちゃと思っています。日本語の勉強もしなくちゃかな。




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